お正月は混雑必至、落ち着いたころ行こうと思っていた
東京品川区の有名な蛇神社を目指します。
目黒荏原あたりと隣接した地域でしょうかね。閑静な住宅街です
神社のサイトによると、まず池がある戸越公園に行くのが
おすすめだそうなので行ってみました。
公園駅から行きのルートはトンネルをくぐりました。地形が面白い感じです

とてもいい雰囲気の公園でした。蛇窪ならぬ亀窪という感じ

細川家が庭園として整備して他家や三井家(三囲神社に続きここでも登場)の手に渡り、
公用地として開放されています
池の部分が低くなっていていかにも元から水が湧いてそうな雰囲気ではあるんですが、
公園のウィキには記述なし。
引っかかっていたところ他サイトのレポートで、
公式の研究の方から昭和に整備した時点でも湧水がある旨の言及があったそうです、やはり。
目黒川にそそいでいた古戸越川(ことごえがわ)の谷頭に当たるそうで、
重要なポイントですね。
ちなみに戸越を超えると相模の国になることから、古来「とごえ」と呼んだそうです。

帰りは隣接の文庫の森公園を見ていきました。こちらは結構水は澱んでました。
自称世界一の商店街^^を通り、

ひとまず神社の最寄(徒歩10分程度)西大井駅に行って休憩。
タワマンが2棟くらいありますが飲食店が少なめかも
大崎の隣の駅なので新宿からならこちらの駅が断然便利ですね。
新幹線や駅が高架になっていますが谷の地形でもあり、
低地の津波などの対策もある感じでしょうかね
石の門柱には「天祖神社」と書いてあり、2019年別称を通称に変えたようです

GW中に行きましたが、30分弱くらい並んだかなと思います。参道の右にお手洗いあり
拝殿の左奥に銭洗いゾーンがありますが混雑時は閉鎖、
代わりにコインを300円で配布していました
その奥に「蛇窪龍神社」、水源ゾーンに弁財天があります。
そして拝殿の裏を回ると愚痴壷という面白い施設あり。
これは他に参拝客がいない時でないと使いにくいですね

そこから御朱印のみとお守りと御朱印の列がありました。
御朱印はシナモロールとコラボしていました。ぬるっと白蛇っぽいから?
お守りは意外とシンプルな感じで、
1500円の蓄光ステッカー3個セットや社紋ステッカー1枚500円
参道左脇に稲荷社がありました。Tシャツを着た氏子さんが張り切っておりました^^
創建は鎌倉時代:1271年に北条重時の五男・時千代が仏門に入り法圓上人となり、
大森に厳正寺を開き、その家臣が「蛇窪」に住み着いた。
後の1322年に厳正寺の僧侶による池の竜神への雨乞い祈願が成功、
時千代の旧臣らが「蛇窪」に神社を勧進したのが始まり だそうです
境内摂社の「蛇窪龍神社」(元宮)には昭和50年氏子作?の手作り白龍の像があります。
正直あんまり…プロの仕上げではないなと思いましたが
このように大切にされているのは良いことなんでしょうね

神様の使いである白蛇が八匹目で白龍になるという言い伝えを表しています。
因みにもう一つの由緒:この地域に住む男性が病気になったところ、
毎晩一匹の大蛇が現れて男性の体を舐めていました。
その後男性の病気は快復。感謝した男性が、大蛇を祀ったのが蛇窪神社の始まりとのこと