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お茶のこ彩々別館・古代史・神社のお話

日本の裏古代史(主に縄文~古墳時代。上古代の重要文献『ホツマツタヱ』)勉強中の一般人が、勉強で感じたことや神社を参拝した際の感想などを載せていこうと思います

2023年5月:横浜市立博物館・国立博物館

横浜市立博物館

センター北駅から大きな歩道を通り、徒歩10分弱。
平成初期の景気のいい時代に建てられた博物館です。
ニュータウン建設に伴い発見された弥生時代の大規模な遺跡に隣接して、
博物館も作られたということです。
来館者はほぼ途切れなく来ていました。

土器を型式ごとに1点ずつ展示して、その型式か全国のどこから伝わってきたか
紹介している展示がいいですね。


縄文時代の管玉の本物は意外と見る機会がなかったかもですが、
よく知られている古墳時代の直線的なつくりではなく
エンタシス型ということは知っていましたが
古墳時代のサイズ感よりだいぶ大きいですね。

1点をポイントとして使って、あとは貝を合わせるなどしてネックレスを作って
いそうだなと思いました。
そういえば、今もありますが木材でビーズを作ることもあったのでは?

縄文時代の木道の実物イメージがわかりやすく展示されています^^
考古学に力が入っていて好印象です。


テーマごとにA41枚のプリント(仕様も良質)が無料配布されているのもいいですね。

恒例のGWアイスショーの後だったので、
遺跡公園は方形周溝墓の復元ゾーンしか見れませんでした…
集落ゾーンはまたの機会に、杉山神社の候補社と一緒に行けるといいかなと。


国立博物館

話題の特別展メインで(確かポンペイ展とか)しか行ったことがないので、
考古学常設展を観に行きたいと思っていました。

午後だけだと全然時間足りなかったですね…せめて1時間早く行くべきだった。
目的の考古学ゾーンはそこそこじっくり見れましたけど、
東洋館に全く行けなかったのでまた機会を設けたいです。

さすがに国宝や重要文化財が多く展示してあります。

縄文では、貝殻型土器は本物を初めて見ました。


もちろん郷土系博物館でも縄文土器は結構いいものが展示されているところが多く、
関東はやはり縄文時代が強いんだなと思いつつ。

弥生銅鐸を鳴らせるのもいいですね。そして銅鏡もずらっと並び壮観。
気になっていた巴型銅器も。


また、古墳時代にも力を入れていますね。
馬具にもスペースをとって展示されています。馬用の頭部の保護具が迫力。

埴輪ははっきりとしたニワトリ型のものも。



形象埴輪は鳥型の出現時期が一番古いそうですので、鳥がいかに
ホツマの信仰観では重視されていたかわかりますね。
「鳥の古代史」に今後も注目。

律令以降はそこそこ見かける国分寺の瓦や、中世の納経筒、近世になると小判な
どが展示されていました。
本館はかなり急ぎ足で周りました。工芸品、刀剣、仏像や甲冑、着物と。

そういえば火焔型土器を観ていないと思ったら企画展示のほうにあり、何とか見
ることができました。

そちらの三角縁神獣鏡の説明に注目。



東王父西王母のモチーフ。
三角縁神獣鏡は日本製と言われているんですよね。
しかし日本の年号で書かれていないのが疑問点とのこと。
西王母はイザナギ様の姉シラヤマ姫と義姉妹の関係を結んだキクリ姫で、
縄文系が建てた夏王朝が乱れたため刷新し、
殷王朝を建てたとホツマツタヱの記述があるんですよね^^

東王父は、倭人のことになるかな。
その頃の中国と倭国では、この情報も共有されていたのかも。
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プロフィール

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茶人(別HN:さいおん南)
性別:
女性
自己紹介:
2019年までは普通のアニメ映画好き。この数年で一気に裏情報を知った者です。一応歴史を専攻していましたがそれまではそこそこ。裏古代史を知って俄然やる気が出てきて、人生史上一番本を読んでます

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