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お茶のこ彩々別館・古代史・神社のお話

日本の古代史(主に縄文~古墳時代。上古代の重要文献『ホツマツタヱ』)勉強中の一般人が、勉強で感じたことや神社を参拝した際の感想などを載せていこうと思います

2023年5月:寒川神社・港区立郷土歴史館

寒川神社

相模国一宮です。海老名からJR相模線で数駅、
中央道の巨大なジャンクションをくぐり相模川を横目にした景色の中、
宮山駅が最寄りになります。


宮山駅は寒川へのアクセスから作られた駅のようで、徒歩10分かからないくらいで
三の鳥居前に到着します。(一の鳥居から行きたい場合は寒川駅からになる)
周囲には冠婚葬祭に使えそうな付属飲食店あり。
おそらく摂社末社の八社を合祀した山宮神社に先にお参り。



参道もかなり整備されています。香取神宮と少し似てますが
香取のほうが規模は大きいかな。

そして特徴的なのが、本殿前に砂利が敷かれておらず、
すべて石敷きなところですね。



お金持ちでないとできないということかも、
しかし整然としすぎてかえって邪道感を感じてしまうところもあり。
皇族の植樹があり、懇意にしているようです。

御朱印は大きなところとしては珍しく心づけでした。
それはいいのですが、要予約のお祓いを受けないと
裏庭と資料館に入れない仕様…
これは遠方から来る人にはハードル高いですね。

寒川神社の通常立ち入り範囲には湧水がなかったのですが、裏庭にあるようです。
理由としてはもとは禁足地だったからだそうで。興味わきますね。
またの機会があるといいですが、そう近くないので当分は来ないかな。

境内社は神馬殿のみ。お猿さんがついている珍しい仕様です。
祭神はオリジナル性が高い開拓神「寒川比古命」と「寒川比女命」です。

「さむかわ」が「さがみ」の語源ともいわれ、
富士山地域を治めたオオヤマツミ(大山を中心とした相模の国守の役職名)
系統とホツマ研究者さんは言われていますね。
初代サクラウチ様・二代オオヤマカグツミ様・
三代マウラ様(=富士の女神:コノハナサクヤ姫様の父)

また、常駐のスナックコーナー(ソフトとかある)と、お土産物屋さんまで装備。
オリジナル商品の饅頭やせんべいがありました^^
ここまでくるとちょっと面白くなってきますね。

そしてパンフを見てびっくりですが、
昭和40年代から総合病院を経営しているようです。
キリスト教や仏教でもあるからまあ不思議ではないんですけど、
普通は宗派としての施設かなと。
こちらは神社の宗派名義というわけではなく寒川神社単独っぽいのが特色では。

宮山遺跡

神社から街道を横切って坂を登る途中、まず宮山緑地弁財天が池とともに現れます。
そしてそのそばの集合住宅のわきに遺跡の看板があります。
こちらの湧水を稲作に利用したと思われ、わかりやすいですね。


地域は「宮山」ですから、寒川の聖地の範囲だったのでは^^
寒川は縄文〜弥生時代に相模湾が入り込んでいたそうです。

岡田遺跡

また坂を少し上りますが、途中にスーパーの駐車場入り口があり、
車がひっきりなしに入ってきていました。
郊外は車移動の方が多いなといつも思います。

集合住宅と菅谷神社に隣接した越公園に、看板があります。
縄文時代中期中心の日本有数規模の遺跡になります。


越公園というのも興味深いですね。越の山横穴墓群が近くにあります。
越国からの移住者だったのかな?
公園がきれいに丸く作られているのがちょっと面白いですね。
住居跡は見られませんが。

通常はここに何件かの住居があって…という範囲ですが(校庭半分くらいかな)
あとで遺跡の全体の図を見て驚きました。
団地や畑を広く覆っていて、公園の30-40倍くらい?の広さでした。
これを体感するために、公園に行ってみるのも価値ありかもです。

大神塚古墳

古墳時代前期の4世紀後半頃、墳丘長約51メートルの前方後円墳。
初代相武国造の茅武彦命(かやたけひこ)が埋葬されたと伝わります。

安楽寺さんの敷地内にありますが自由に入れるようになっているのでお邪魔し、
裏手の階段を昇ると石碑と墳丘が現れます。
木も結構生えているのですが、円墳の上に登ることができます。
意識して円墳に登るのは初めてかもで、良きです^^
さきたま古墳群等に行けば登り放題なんでしょうが。

古墳の魅力のひとつは、弥生以前より遺跡が目に見える形に残り、
体感しやすいケースが多いことなのかなと思いました。

周辺には小型古墳5基が分布、公園になっています。

 

寒川観光協会

岡田遺跡の土器がいくつか展示されているので訪問。
お詳しいスタッフさんの丁寧なご説明があり、とても参考になりました。
こちらの埋甕の中腹にある穴は、ついていた注ぎ口が焼成時?
に外れたものとみることもできるそうです。※上の古墳画像の下段参照

注口土器はまだあまりない中期に栄えた遺跡のため、はっきりとした注口土器の
出土は確認されていないそうです。

通常は梶原景時の遺構から寒川神社という行程が歴史探訪コースみたいですね。
縄文遺跡を回ってくる人はたぶん少数派と思われます。


有鹿神社

せっかく来たので海老名にも神社があれば寄ろうと思い調べたところ、
式内社がありました。
駅前のモールを過ぎると計画農地っぽい区画があり、そこを通ります。
選ぶ側によっては歩道が狭くあまり歩きやすくないです。

規模は昨年10月に参拝した甲斐奈神社くらいです。
神奈川県最古の所以が、縄文時代の遺跡と通じているからとのこと。
うーんそれならほかにもありそうですが…もちろん寒川も。


時々SNSで見かけるパンダとネギの神社です。
実際見てみるとやっぱ個人的にはちょっとひきますかね。
せっかく式内社なのに格を下げているんじゃないかなあと思います…
経営が厳しい中の策でもあるのかもしれませんが。
ご神木はとても立派でしたけど。

というわけで御朱印はやめておきました。
一時期はあらゆるところでもらっていましたが、ブームは去ったっぽいです。

こちらも縄文神社と思われる調布の青渭神社の
インクジェット御朱印は歴代ワーストですが、
式内社というだけでは格式を保ちづらいということはあるのかも。

ホツマのような上質の古神道の知識に触れれば、
神様との向き合い方も形骸的な状態から
抜けていけるかと思いますが。




港区立郷土歴史館


現在港区の縄文時代ネタの二次創作漫画を描いているので、
補強できる情報があればいいかなと思い行ってみました。
多分こういう機会がないと行かなそうな施設なので。


おハイソエリアの白金台、元公衆衛生病院を改装して博物館が作られています。
病院はロックフェラー系の出資らしい。
親切そうな顔をして入り込み、今の医療利権の暴走につながっているわけですね。
元病院と思うと夜はちょっと怖そうかな…

病院の区画はそのままで、最低限の改装のみにしていますね。
ですので細かく部屋が分かれていて、
博物館としてはそんなに見やすいとは言えないかも。
港区の海の埋め立ての歴史や、魚の生態の紹介から始まります。

いくつかある貝塚の中で伊皿子(いさらご)貝塚をピックアップして紹介しています。
展示の目玉、剥ぎ取り貝層は確かにかなり大きいですね(前身の資料館から引き
継いだと思いますが)
弥生時代の方形周溝墓が貝層の上に作られているので、
溝の部分だけ貝層がへこんで見えるのが面白い着眼点です。
土器の数はそんなに多くはないですね。貝輪がありました。

そして竪穴住居の建て方の動画などが見れます。近くに学校も多いので、
学生の見学を想定しているかも。古墳も1つだけピックアップしての展示。
ウェイトを置いているのは江戸時代以降ですね。
胞衣を保管して埋める銅製?の入れ物が展示してあるのは注目。
胞衣を保管する慣習は縄文晩期からあるとホツマにも載っていて、
恵那神社にもなっていますね。

図書館は港区以外の東京都の区誌や一般の書籍、
学術雑誌も置いてあり充実していました。
無料エリアのタッチパネルを見忘れてしまいましたが、狭めの両翼構造で
ウィングの先端にあるようだったので、結構見落とす方がいそう。
博物館というより建物を楽しみたい人にはいいでしょうね。

大使館の分布の推移の紹介や大使館勤めの方のコメントなどもあり、
ある意味港区らしい博物館かなと思います。
個人的にはもっと古代の考古学資料があるとよかったかな。
力を入れてそうなところを狙っていくのがいいんでしょうね。

そして撮影禁止なのが残念。自治体の博物館で撮影禁止ってほぼないんですけど
ね…有料無料にかかわらず。



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プロフィール

HN:
茶人(別HN:さいおん南)
性別:
女性
自己紹介:
2019年までは普通のアニメ映画好き。この4年で一気に裏情報を知った者です。一応歴史を専攻していましたがそれまではそこそこ。日本古代の「偽書」の世界を知って俄然やる気が出てきて、人生史上一番本を読んでます。アジアや世界全体の古代と、日本古代の関係を包括的に見て行きたいと思っています

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