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お茶のこ彩々別館・古代史・神社のお話

日本の裏古代史(主に縄文~古墳時代。上古代の重要文献『ホツマツタヱ』)勉強中の一般人が、勉強で感じたことや神社を参拝した際の感想などを載せていこうと思います

2023年12月:戸隠神社・中社 / 生島足島神社

スケート観戦長野遠征の機会に、長野エリアで有名な2社を参拝いたしました。

戸隠神社・中社

本当は奥社まで行きたいところですが、
真冬なので天候によって大変なことになりますし
時間的にも観戦の前の午前中の時間を使うので中社のみにしました。
五社ありますし、由緒的にも奥社に隣接する九頭龍社がメインだと思うので
またの機会に行ってみたいです。


ホツマによると戸隠の由来は一般に言われている天岩戸が飛んできたのではなく
(何かの比喩ともいわれているでしょうが)
本来「咎屈し」という意味で、アマテル様の側室モチコ様が恨みで竜となり、
その地域の守りのトガクシ様に退治されたことから。(これも比喩なんでしょうけど)

長野駅から1時間15分ほど、市街地標高400mあたりからバスで1200mまで登っていきます。
だんだんと雪景色になってきて中社では普通に2-30センチくらい積もっています。
今年は暖冬だと思うのでこれでもたぶん少ないでしょうね。
天気は良かったので寒さと雪の上を歩くのを注意すれば支障はありませんでした。


手水も氷が張っています。中央の階段は冬季は閉鎖しているので、
脇の緩やかな段差を登ります。外国人の方が結構多かったです。
立派なご神木に囲まれた雪景色の美しい境内でした。

拝殿内は撮影禁止ですが天井に竜の絵と、拝殿内に右・左大臣がいるのが特徴的。
祭神のオモイカネ様が大臣を務めていたからでしょうか。


本殿脇に滝があります。やはりこちらも水の聖地ですね。

さすがに冷えるので長居はしなかったですが、雪の神社を楽しむことができてよかったです。



生島足島神社

長野からの帰路の途中、上田まで在来線で行って、
さらにローカルの上田電鉄に乗り換え8駅ほど。
下之郷駅そばの踏切に遮断機がなく、電車が来るときは駅員さんが采配している
珍しい仕様でした。
外国人の方とか混乱されないんでしょうかね?確かにあまりいなかったと思いますが。
地域の人たちが主に集う神社ながら、なかなか立派です。
幼稚園生の子たちが「ここ知ってる」と言いながら引率されてきていました^^
みんな七五三はこちらでするんじゃないでしょうか。


駅から降りて鳥居から少し歩くと、脇から入る感じになります。
正当な入口はやはり街道沿いですね。
勢いよく水を吹き出す池が境内を囲っています。

動画で予習していた通り、通行用の石造りの橋と神様用の赤い橋が印象的です。
祭神は生島・足島大神。宮中でもまつられる旧い神様ですね。
公式由緒では、向かい合った摂社の諏訪神社のタケミナカタが諏訪入りの際
すでにあった生島・足島大神に米粥を奉じたとのこと。
ホツマではイクシマとタルシマの兄弟で、宮の四方の御垣を守るとのことです。

この地域・塩田平の中心地「本郷」の「泥宮」から遷座されている説が有力で、
弥生時代の遺跡があるそうです。
かつては湖だったところが堆積で埋め立てられて平地になったとのこと。
「泥」の名前からして、古代に埋め立てられていく経過を示す地名なんでしょうね。
降水量も少ないとのことで、雪も少なく過ごしやすかったので発展したのでしょう。
また、懐かし「日本昔話」の龍と小泉小太郎伝説の地だそうですね。

冬至の日の日没と鳥居の位置がピッタリ合う設計になっているそうです。
池には鯉と、アヒルさんもおります^^餌が買えます。氷張ってますが元気でした。
池のまわりを周っていくと生島足島大神の荒魂社や末社を見ることができます。
面白い構造です。


御朱印は手書きがキレイかわいい字体でおすすめ。書置きは印刷になってしまうようです。

上田駅から新幹線に乗るので上田に戻り、一般的にメジャーな上田城へ。
門を入ると真田神社になっています。神社としてはさほど趣はないのですが、
戦国時代が好きな方にはいいでしょうね。


神社を調べるとその地域の成り立ちがわかることを毎回実感しつつ、
冬らしい景色も堪能できてよかったと思います。
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プロフィール

HN:
茶人(別HN:さいおん南)
性別:
女性
自己紹介:
2019年までは普通のアニメ映画好き。この数年で一気に裏情報を知った者です。一応歴史を専攻していましたがそれまではそこそこ。裏古代史を知って俄然やる気が出てきて、人生史上一番本を読んでます

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