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お茶のこ彩々別館・古代史・神社のお話

日本の古代史(主に縄文~古墳時代。上古代の重要文献『ホツマツタヱ』)勉強中の一般人が、勉強で感じたことや神社を参拝した際の感想などを載せていこうと思います

2023年2月:大國魂神社・谷保天満宮


関東三大天神の谷保天満宮に、梅の時期に行きたいと思っていたので計画しました。
その前に、2022年お正月に混雑のため断念した数駅手前の大國魂神社へ行くことに。


大國魂神社


紀元節だったため混雑があるかな?と思いましたが問題なかったですね。
雪の翌日だったので出控えた人もいたかもしれません。
随神門は裏表に像があり、四神仕立てなのが豪華。裏に大黒さんと恵比寿さんが
いらっしゃいます。


恵比寿様は大国主とも言われるニニキネ様の臣・クシヒコ様。もとは出雲のプリンスで、
縄文晩期に出雲の勢力と中央政府がぶつかりそうになった時に
出雲から手を引くようにした采配をする際、
魚釣りをしながら「えみす顔(笑顔)」で答えたことから
釣りモチーフとえびす顔が生まれたということですね。

こちらも大国主とされる大黒様は、ニニキネ様の時代、
宮を建てる名手だったクシヒコ様をたたえた
ヲコヌシという称え名が変化→オオクニヌシ→大国主→大黒様となったもので、
クシヒコ様の建てた墨柱も名を変え、今の大黒柱のもととなっている。

ちなみに大黒様には父のオオナムチ様のイメージも統合されていますね。
ワカ姫様に虫よけの歌を習い、収穫を上げた功績があります。種袋を肩にかけ、
槌をふるう姿からですね。


禊の小川が流れていて、紙の人形を書いた人が直接流せるようになっています。
立派なご神木も複数あります。



南武線に乗って谷保へ。少し歩いたのち、旧甲州街道を渡ると神社です。

谷保天満宮


神社は長く続く崖の途中にあり、その下の更に昔の街道からくると境内に上る形になりますが、
谷保からくると境内に下っていく形になります。
つまり独立した高台上にあるのではなく、幾重にも重なった崖の下の段の方にあるわけですね。
ですので上に市街地がありまして、割と珍しいタイプの作りですかね^^
付近に古墳や横穴墓も複数あります。

菅原道真様の息子さんが配流されてきた場所で、道真様がお亡くなりになった後
すぐ天神社を立てたというゆかりが濃い神社ですね。


崖ですのでもちろん湧水をたたえております。
きれいな鯉の住む池が囲う厳島神社も裏手にあります。


境内より上の立地に梅林があります。少し早かったですが、
近づくと結構咲いているところが見れました。

昨年の初詣に行った小野神社の御朱印も一緒に。


菅原道真様はホツマの政治を復活させようとして、
藤原氏に追放されたという分析もあると最近知りました。
今後はそういう視点でも見ていけるといいかなと思います。


谷保から郊外の住宅・畑を少し見て中世の城山に寄り、 くにたち郷土文化館へ。


地下が展示室になっていて、コミュニティセンターも兼ねているんですね。

名物は顔型把手付深鉢土器。
そして、平安時代の庶民の暮らしの図、なかなかいいですね。

平安時代まで竪穴住居が使用されていたことは知っておりましたが、
図で見てみるのも一興。
道真の時代はホツマの思想の掘り起こしがあったという見方もあり、
縄文時代とあまり変わらない暮らしをしていた平安時代の庶民には、
受け入れやすかったかもですね。
この時ももみ消された本来の日本。1000年以上経ち、
荒み切った今の日本にこそホツマは必要な思想だと思います。

矢川駅に戻り終了。
少し早めの梅でしたが、混雑していなかったのでゆったり目に
見ることができてよかったです。
やはり博物館とセットで行くのは良いですね。
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プロフィール

HN:
茶人(別HN:さいおん南)
性別:
女性
自己紹介:
2019年までは普通のアニメ映画好き。この4年で一気に裏情報を知った者です。一応歴史を専攻していましたがそれまではそこそこ。日本古代の「偽書」の世界を知って俄然やる気が出てきて、人生史上一番本を読んでます。アジアや世界全体の古代と、日本古代の関係を包括的に見て行きたいと思っています

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