杉並区初の弥生時代テーマ展だそうです。
大宮遺跡は弥生時代の遺跡だと聞いていたので、今までなかったのは意外ですね。
やはりこちらの遺跡の出土品の美しさが際立っていました。
大宮八幡宮の脇にある遺跡の説明板を2年ほど前に読んだときは、
出土品のイメージがないことや知識不足でピンと来ていないところもありました。
今回はいい機会でした。
さすが旧石器時代からほぼ全時代通しての聖地です。
奈良時代の横穴墓から刀子も出ているそうでΣ(・ω・ノ)ノ!
いかにも弥生らしい壺は「弥生町式土器」ですね。
口縁の5,6本並んだ棒状浮文がスタイリッシュ。携帯の電波状況を連想してしまう現代人^^
ベンガラの赤もきれいです。他の弥生土器もなのですが、
よく見ると櫛目紋や縄文も施されているんですよね。
大宮遺跡は首飾りもきれいに残っています。
勾玉はおそらく糸魚川産の翡翠・軟玉とのこと。
ガラス玉は板橋に工房があったそうです。

方南町遺跡群の破片も「久ヶ原式土器」(くがはら)的な幾何学模様が施されていたり、
ドット柄のモダンなものも目を引きました。
本陣山遺跡の外だけでなく内部からも焼いた跡がある
大型の甕は全国的にも他に例がないそうです。
用途はお墓という説もありますがはっきりしないそう。
鎌倉橋上遺跡の壺・器台のセットも興味深いです。
のちに特殊基台→古墳時代の円筒埴輪に繋がっていく原型ですよね。

発掘に参加する岩井俊二さんの写真も。
マンガだけでなくリアルな考古学もお好きな方なんですね。
22年11月に縄文展が開催された際は学芸員さんへの質問が
思いつかなかったのですが、今回はいくつか質問できました。
自分の勉強が進んでいるんだなあと思います。