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お茶のこ彩々別館・古代史・神社のお話

日本の古代史(主に縄文~古墳時代。上古代の重要文献『ホツマツタヱ』)勉強中の一般人が、勉強で感じたことや神社を参拝した際の感想などを載せていこうと思います

2022年10月:甲府盆地・釈迦堂・笛吹 神社参拝記

今年の5月、河口湖や身延方面に行った帰りに見かけて気になっていた
釈迦堂遺跡博物館に、本年中に訪問することができました。
甲府盆地全体を臨む高台、中央道のPAに隣接。
勝沼市と笛吹市の境目くらいに位置します。
笛吹市の中心地は石和温泉の方なのですがそちらとは
観光に使える路線バスもつながっていない
ちょっとはずれの地域になりますかね。マニアックと思います。
丁度甲斐国一宮まで徒歩圏内ということで釈迦堂遺跡博物館から向かう行程にしました。




釈迦堂遺跡博物館
PAから直接階段を昇ると、なかなか立派な博物館が現れます。
2020年にリニューアルしているんですね。



2階が常設展示です。広いスペースに土偶や土器が一堂に会しています。
縄文時代中心なので、勾玉類はそんなに多くないですね。
代わりに鈴の元祖・土鈴がありました。
音も聞けるようになってますね。今の土鈴の高めの響きとは違い、素朴な音です。
そして全国出土数の1割を占める1,116体の土偶が圧巻です。足だけのものが多いかな。
顔は意外と釣り目が多いですね。一般的な縄文人はアイヌや沖縄系の
くりっとした目ををイメージしますが、意外と釣り目の方もいらっしゃったのかも。
今の狐のお面に通じるようなデザインも。
土偶から再現した女性の髪形がほぼ江戸時代の日本髪の結い方でびっくりでした。
やはり江戸時代は縄文の再来だったのかも。
土器の数もとても多いですね。サイズが大きいものもたくさんあります。
幼くして亡くなった子供を土器をさかさまにして出入り口の下に埋めて、
間接的に踏むことにより再生を願っていたという慣習は初めて知りました。
Sに見える装飾は陰陽を表しているのか。竪穴住居跡も残されています。


PAから地元の方が使う道路に出ると、桃栗の木がほぼ無駄なく植えられています。
あまり使っていない土地がないような。
もちろんぶどう棚もあります。


一宮が鎮座する甲州街道に向けて、結構急な下り坂が続きます。
逆の行程にしたらかなり恐ろしいことになったと思います。
勾配まで考えずにルートを組み立ててしまいましたが、
今度から考慮するといいかもしれませんね。



笛吹浅間神社


整備された立派な一宮です。が、本殿が参道の向きに建てられていないのが
とても不思議な配置ですね。(写真上は釈迦堂遺跡の傍にある古墳です)

見取り図を見てみると、普通に本殿が甲州街道沿いの一の鳥居から延びている
参道の出口に建てられていたとすれば、富士と逆の方向を拝むことになりますね。

街道から見やすい位置に鳥居を建てたかったからなのかも知れませんが、
創建当時の配置は逆を向いていた可能性(富士遥拝の方角)もありますね。
そして現在の本殿の向きは甲府のほうを向いていると解釈できそう。
武田氏が建て直しをしているからですかね。
本殿のわきに割と新しい、小さな富士遥拝モニュメントがあります
(こちらは富士に向かって正しい方角)
隣接する十二支像も新しいようで商業的ですが、まあかわいいです。干支ごとの
お参りは下鴨神社の形式をほうふつとさせます。
またもうひとつ興味深いのが、笛吹浅間神社の元宮:弥生時代・二千年前創始と
いわれる山宮神社です。平安時代以降はオオヤマツミ様・ニニキネ様を祀ります。
富士山の大噴火があった貞観年間に、安寧を願いコノハナサクヤ姫様だけを
現在の一宮に遷座してきました。




さりげなく山宮への遥拝所があるのがいいですね。
徒歩では両方は行きづらかったと思うので助かります。
(山登りに近くなるコースでもOKなら、セットにしてもいいかも)
一般の人は遥拝所すらスルーしてしまうかもですが。

参道に摂社の天神宮があります。ここにも新しそうな牛の像ありです。
次の神社へ向かいます。ぶどう棚が一般の家庭にもあります。

一宮にも立派な松のご神木がありましたが、
農家さんのお庭にも立派に設えられた松があります。





写真中央あたりに、釈迦堂博物館を笛吹浅間神社の鳥居あたりから見上げるアングルです。
また、その日は暖かくなったため雪虫?が大量発生してちょっと厄介でしたね。
土壌がよく殺虫剤も少ないということであれば、いいことかな。
住宅と農地を歩いていきます。



甲斐奈神社


甲斐国総社の論社ということで、余裕があれば行きたかった神社になります。
現在宮司1名で管理されているとのこと、
ちょっと整備が大変そうな雰囲気はありました。

宮司さんもしくは氏子さんが不在の時は授与品はお賽銭で払って、取っていって
くださいというシステム。
お天道様が見ている信仰を自然に持っている日本ならではですね。
書置きの御朱印も結構すてきでしたよ^^

ラストは里の駅いちのみやにて休憩。やはりオール徒歩だと結構歩きます。
地図上のコースの2倍くらいの距離になりますね。
所要時間は11時過ぎに釈迦堂博物館に行って、14時半過ぎには行程が終了した感じなので
思ったより早かったんですけどね。
ぶどうジュースすっきり濃いです^^ベーカリーのパイもおいしい。



甲州街道の一宮バス停から東京へ。
バスがスムーズなら1時間半〜程度なので、ぶどうの最盛期にまた甲府盆地には
来てみたいかも。9月後半がいいかもしれませんね。



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プロフィール

HN:
茶人(別HN:さいおん南)
性別:
女性
自己紹介:
2019年までは普通のアニメ映画好き。この4年で一気に裏情報を知った者です。一応歴史を専攻していましたがそれまではそこそこ。日本古代の「偽書」の世界を知って俄然やる気が出てきて、人生史上一番本を読んでます。アジアや世界全体の古代と、日本古代の関係を包括的に見て行きたいと思っています

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